第56回「新年度に備えよう」(板紙段ボール新聞H31年3月7日付)掲載より

日本の労働力不足がいよいよ深刻になりました。有効求人倍率1.64倍と45年ぶりの高水準となり、不足分は外国人労働者で補おうとしても「来てくれない」、「入ったも辞められる」という悲鳴が聞こえてきます。「働きたい」、「長く勤めたい」と思う会社にするためには職場の魅力アップが肝心です。

   

『魅力ある段ボール産業を目指して』、全段連のモットーに協調し私たちは安全、快適支援商品の充実化を図っていますが、最近、現場でご評価頂いた2品目を紹介します。「パワーロール」と「サポートジャケット」どちらも腰痛防止対策商品です。

原紙ロールを構内で転がす、抜型を交換する、仕上がった製品を積むなど頻繁な前かがみ、持ち上げ動作により腰へ負担が多い職場であることは誰もが認めるところです。そして、それが当たり前となっていますが、腰痛ゼロ職場を目指すのもわくわくするチャレンジではありませんか。

複数のロールをまとめて片手で思い通りに転がせる「パワーロール」、そして椎間板の圧力増加抑制し負担の少ない姿勢角度をキープさせる「サポートジャケット」。こうした社員重視のツールを揃えて新入社員を迎えることで笑顔溢れる職場にしたいものです。