「平成27年度東京都ワーク・ライフ・バランス」認定企業
「平成26年度・平成30年度北区ワーク・ライフ・バランス」認定企業

有功社シトー貿易株式会社のワーク・ライフ・バランスへの取り組みをはじめた経緯、取り組み内容、当社独自の推進ロゴ、社員の声をご紹介させて頂きます。

経緯

当社は2012年より経営品質向上活動を事業活動の重要な柱のひとつとして展開しております。この中で重要な要素のひとつが「社員重視」です。日本は第二次世界大戦後の焼け野原から驚異の復興、高い経済成長を実現させました。先人たちの仕事一途の懸命な努力のおかげで、日本は物質的に恵まれた輝かしい国になりました。しかしながら、当時の働く人たちは家庭を顧みる時間はほとんどありませんでした。その結果、世界でも類まれな荒んだ社会も産み出しました。豊かなのに孤独な社会、自殺、過労死、子供たちや家族との触れあう時間の欠如、余暇を楽しむ余裕のなさ等数々の問題点が浮き彫りになりました。

そこで当社では、仕事もプライベートも充実できる働き方を追求することになりました。単に残業が無い、有給休暇取得率が高い、完全週休二日制の会社としてだけでなく、子育て、介護、病気療養、様々な人生のシーンでも働ける環境づくりを進めています。

幸福度の高い明日の日本を支えるためにも、出来ることから実施してゆきます。

 

取り組み内容

仕事と子育て・介護の両立支援
  • 時間給計算の『B型社員』を設け、それぞれの家庭の事情に合わせた柔軟な働き方が可能。
  • テレワーク制度を設け、子育てをしながら無理なく業務を遂行できる環境整備。
  • 男性社員も子育てに携われるような協力支援体制(時間単位有給取得など)。
  • 長期病欠社員の職場復帰支援。
  • 介護との両立に向けた働き方研究。
男女とも働きやすい職場作り
  • 女性管理職積極起用を行い、2019年現在管理職の男女比は1:2。
  • 部分的時差ビズの導入(時間差出勤)を行うことで通勤ラッシュ緩和による従業員のストレス軽減。
  • 海外取引先企業のベンチマーキングによる働き方研究。

当社独自のワーク・ライフ・バランス推進ロゴ

推進活動の一環として当社独自のワーク・ライフ・バランスのロゴを製作しました。名刺などで使用し、推進活動を行っております。

ロゴイメージには、生活も仕事もカタチが違えどどちらも価値があり、同じ重みであるという事と、生活と仕事の調和(バランス)を大切にしてゆきたい、というメッセージが込められています。

社員の声

  • 以前は通勤ラッシュの時間帯に出勤していたのですが、通勤だけで毎日ストレスを感じていたのが、時差出勤のおかげで混まない時間帯に出退勤ができるため、生活にゆとりを持つことが出来ました。
  • 子供が病気などで面倒を見なければならない時、育児休暇制度を使わせて頂いています。「制度はあるが使いにくい」という話をよく聞きますが当社ではそのような雰囲気はなく、上司や同僚も理解してくれているので、大変ありがたいです。共働きで頼れる親族も遠方にいるため、このような制度は使いやすく安心できます。また、仕事へのモチベーションも上がります。