第51回「抜型ゴムと働き方改革①」(板紙段ボール新聞H30年10月7日付)掲載より

昨今、私どものお客様の紙器・段ボールそして抜型製造現場で「長時間労働の是正」について頻繁に耳にします。まずは打抜資材でお手伝い出来ないものか考えました。

  

長時間労働の原因はそれぞれの現場で異なるため、一般論で言うことは適切ではありませんが、打抜現場では「ロットが細かくなってセット替えが多く機械停止時間が長い」、「チョコ停で怖いから高速運転が出来ない」。

抜型製造現場では種類がゴムの種類が多過ぎで「どんなゴムを貼ったら良いかわからない」、「ゴム貼り作業も手間がかかる」など様々なお声が届きます。

ということは、打抜き周辺資材を改良することで長時間労働を削減することにつながると考え、私たちは今よりも生産時間短縮に直接寄与できる副資材を新規発売することに致しました。

より回転数があがるロータリーダイのゴム、平盤打抜機の一層スムーズなシート搬送を保証するゴム、抜型製造のスマート化につながるゴム、色々とチャレンジして行きたいと思います。

詳しくは次回にお話しします。すべては誰もが憧れる魅力ある紙器、段ボールそして抜型産業の実現のためです。