
高品質で長寿命なプラスチックドクターブレードに交換しませんか?
プラスチックドクターブレード『トゥルーポイント』は、フレキソ印刷やコーティングの分野で世界シェアトップクラスの信頼ある製品です。安全性が高く、ロールを傷つけないなどプラスチックならではのメリットがあります。材質や特長の異なる各種製品から、お客様の用途や目的に応じて最適なドクターブレードをご提案致します。
ドクターブレードとは
金属、セラミック、プラスチック等の材質から作られた薄板の刃(スクレーパー)のことで、主に金属ロール等の表面から付着物をカキ取る役割を果たします。印刷、コーティング、製紙関連など様々な分野で使用されています。弊社では高品質なプラスチックドクターブレードを専門に取り扱っています。
プラスチックドクターブレードのメリット
- 省高価な金属ロールへの傷を防ぎ、メンテナンス費用を抑えます。
- 摩耗した刃先による切創事故のリスクを軽減します。
- (特定の用途で)金属製と比較し長寿命が期待できます。
- 摩耗による導電性物質の混入がなく、電子材料の製造用途にも使用できます。
ドクターブレードの取り付け方
印刷機やコーティング機で一般的なドクターチャンバー方式での取り付け方を説明します。図のようにドクターブレードの位置・向きなどに注意して正しく取り付けてください。通常ドクター側(インキなどをカキ取る側)は刃付きのドクターブレード、抑え側(インキなどが漏れないようにふたをする側)には刃無しのドクターブレードが使われます。
またプラスチックドクターブレードの取り付け時には特に以下の点に注意して下さい。
- 刃先を傷つけないよう丁寧に取り扱う
- ロールへの押し圧を必要最小限に設定する
- たわみ無く真っすぐに取り付ける

ドクターブレードの種類と選び方
ドクターブレードは印刷やコーティングの品質を大きく左右します。特にプラスチックドクターブレードの場合、用途に応じて適切な材質や刃先形状を選ぶことが重要です。また特殊な用途に対応するため、耐熱性や耐薬品性に優れた材質もございます。
刃先形状について
以下の3種類の刃先形状をご用意しております。
・ベベル
テーパーとも呼ばれ、刃先が鋭角になるほどカキ取り性能が向上します。
・平行刃(ラメラー)
刃先の摩耗が進んでもカキ取り性能が一定に保たれます。
・ストレート
刃の付いていないタイプで、ドクターチャンバーの抑えとして主に使用されます。
材質の選定について
プラスチックドクターブレードの性能は次のような素材の特徴に大きく左右されます。
硬さ
樹脂素材によって硬さは大きく異なります。厚みによる調整も可能です。
耐クリープ性
耐クリープ性能が高いほど継続的な荷重による形状変化が少なく、良好なカキ取り性能が持続します。
耐摩耗性
摩耗のしづらさを表します。ドクターブレードの寿命に大きく影響を与えます。
印刷業界におけるドクターブレードの重要性
ドクターブレードは、フレキソ印刷の品質と効率を大幅に向上させる重要な要素です。ドクターブレードチャンバーシステムの導入により、インクフィルムの厚さ、色の一貫性、インク消費量、清掃コスト、プレス稼働時間の管理が改善されます。これにより、印刷品質が向上し、インクの使用量が削減されるとともに、清掃が効率化され、色の変更が迅速に行えます。さらに、最新の技術と材料の導入により、ドクターブレードの交換が容易になり、安全性が向上し、ブレードの寿命も延びます。これらの利点により、ドクターブレードは高品質な印刷と効率的なプレス運用に欠かせない存在となっています。
商品ラインナップ
1巻30メートルまたはご希望のサイズにカットして納品致します。サンプル等ご希望の際はお気軽にお問合せ下さい。
お客様の声
- 安全性を考えてプラスチックドクターブレードを使用していますが、トラブルもなく満足しています。(段ボール製造関連)
- メタル系のインキに金属ブレードを使用すると摩耗が早く困っていましたが、プラスチック製に変更することで交換頻度を減らすことができました。(シール・ラベル印刷関連)
- 特殊な用途に使用するため強度の高いプラスチックドクターを探していたところ、他社にはない材質から最適なブレードを選ぶことができました。(機械製造関連)