【用語集】打ち抜き加工とは?

打ち抜き加工とは?

打ち抜き加工とは、抜型を使って、紙や段ボールなどのシートから必要な形状(箱の展開図どおり)に切り抜く加工です。 これにより、紙の箱や容器などの形状形成ができます。 高速・高精度な加工が可能で、大量生産にも適している加工方法です。

使用される工具

紙器の打ち抜きには、「トムソン刃」や「ビク刃」と呼ばれる刃を使用しています。刃物は木製や金属製の台ベース板に取り付けられ、複雑な形状も一度に打ち抜くことができます。また、ミシン目を入れるための刃なども同時に配置されることがあります。

紙器の打ち抜き加工は通常、平盤プレス機を使用して行われます。材料(紙や段ボール)がプレス機に送り込まれ、材料を打ち抜きます。この際、材料の繊維方向や含水率などを考慮し、最適な条件で加工を行うことが重要です。