シトーテープ

溝切テープ（面切テープ）とは？

溝切テープ（面切テープ）は打抜き工程上、パッケージ類（板紙や段ボール）に折れ筋をつける際、抜型の罫線刃を受ける溝の役割を果たします。以前は作業者による「手彫り」と呼ばれる方法が主流でしたが、現在は手軽に扱えて作業効率の高い溝切テープが広く普及しています。当社では30年以上前にこの溝切テープの販売を開始し、以来多くのお客様にご使用頂いております。

シトーテープが選ばれる理由

完璧な折れ筋を実現する高品質な溝切テープ

折れ筋の品質に最も影響を与えるテープ本体の溝幅および厚みの公差は±0.02mm以下と、他社品では真似できない極めて高い精度に仕上がっています。ロット毎にバラつきがなく、どの箱においても均質で精度の高い折れ筋を入れることができます。そのため、グルアーやカートニングマシン上のトラブルが減少し、作業効率の向上や製品クレームの防止が図れます。また、通常使用であれば温度差や湿度差による膨張・伸縮もありません。接着剤についても同様で、温度変化に強いアクリレート系のものを使用しているため、夏場であっても糊がベタつかず機械稼動中にズレる心配もありません。劣化しづらい材質のため保存面板での使用にも最適です。

シトーテープの使い方

1. 罫線にシトーテープをセットし剥離紙を剥がします。
2. 面盤に転写しロケーター部をゆっくり剥がします。
3. 本体の切断面はカッター等で面取りを行って下さい。

※面盤に油分当が残っていますと接着が不十分となる恐れがございますので、必ず転写前には当社品のオレンジゾール（https://www.yct.co.jp/product/citosol.html/）等で面盤の清掃を行って下さい。
※テープを短くカットした場合など、状況に応じて当社品の瞬間接着剤（https://www.yct.co.jp/product/glue.html/）等で補強を行って下さい。

特長

• 溝幅と深さの極めて高い寸法精度
• 精確なセンター合わせが可能
• 用途や耐久性に応じて選べる製品グレードと豊富なサイズ展開
• 面盤との優れた密着強度で高速運転時でも安心
• シトーテープ独自のフレキシブルロケーターで厚みの異なる筋刃に対応
• 劣化のしづらい高品質な接着剤を使用、保存盤にも最適
• カッター等で細かい調整・加工が可能

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柔硬２層構造が常識を変える

柔軟性のある上層と硬質プラスチックの下層、2層からなる新しい溝切テープです。薄紙から段ボール・合紙まで幅広く使用できます。最大の特徴は非常に優れた耐久性で、50万通し以上でも折れ筋品質が変化しません。

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大ロット用・ハイエンドな溝切テープ

シトープロプラスは本体部分にエンジニアリングプラスチックを採用した大ロット用シトーテープ（溝切テープ）です。耐久性が高く100,000ショット経過後も、高い罫線品質を維持することができます。

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中ロット用・高品質な溝切テープ

本体に樹脂素材を使用したコストパフォーマンスの高い溝切テープです。中ロット（50,000ショット程度）のお仕事に最適です。紙器用・段ボール用共に豊富なサイズを取り揃えています。

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小ロット用・リーズナブルな溝切テープ

改良を重ねることで品質とお求めやすい価格を両立させた樹脂素材の溝切テープです。小ロット（10,000ショット未満）のお仕事に最適です。紙器用・段ボール用共に豊富なサイズを取り揃えています。

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逆罫専用の溝テープ

逆罫専用の溝テープで、45°逆折れ罫線や段ボールの逆折り不良を解消します。ユニークなロケーター（ガイド部）の構造により正確な位置合わせが可能になりました。通常の折れ筋と比較しても遜色のない罫線品質に仕上がります。

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シトーテープ専用の手動カッター

シトーテープ（溝切テープ）のカットはどのように行っていますか？ ハサミ等をお使いの場合、細かい面付ですとテープを切る回数も多く作業に時間を要することもあるのではないでしょうか。専用のシトーカッターであれば、目盛に合わせてテープを任意の長さにカットすると同時に先端をV字形状に仕上げることができます。